まだ学生の頃、親戚が営む京都の旅館に友人と泊まりに行きました。親戚のおじさんは中々ユニークな人で、不景気で銀行の貸し渋りが一番ひどかった頃、(詳しくは言えませんが)あの手この手で銀行を説得し数億円を借りてボロ旅館をリニューアルしたのでした。
新しい旅館はかなり”和”を意識したつくりだったので、『いい旅館ですね。和風で。』とおじさんに話しかけると、『和風って言うな。和風ってことは”和”っぽいってことで、和じゃないってことだろ。この旅館は、”和”なんだ。』

言ってること分かります?ビール風飲料ってビールっぽいけどビールじゃないでしょ?そういう意味。ま、どうだっていいんですが、この”風”はどうでしょう。

別に載せるほどの写真でもないんですが、コレ、出張先のトイレのドアの写真です。”洋風”っておかしいんじゃないだろうか。”洋式”ならわかるけど。