たべちゃうぞぉ

原作も読んでないし映画も見ていないのですが、『あらしのよるに』というお話が巷でヒットしてます。アラスジは、嵐の夜に狼と小ヤギ(?)が出会い友情が芽生える。しかし狼にとってヤギはご馳走。本能と友情の間で悩む狼。そんな狼の悩みを察し悩むヤギ。ま、ざっとこんな感じらしいです。空腹の狼がヤギを食べないなんて、『そんな爽やかな話あらへんやろ〜』(大木こだま風)って感じる方いると思うんですが、自然界でも実はそういうことがあるみたいです。

動物の子供ってかわいいですよね。何故かわいいかっていうと、弱い子供の頃に親が世話をしなかったりしてその種が絶滅しないようにらしいです。うん、それはわかる。でも、だったら、何故僕らは他の動物の子供もかわいいと思うのか。例えばライオンも、自分のえさとなる動物の子供は(かわいいと思って)食べないそうです。これは、えさとなる動物の子供を食べてしまうと、将来的に自分のえさとなる種が絶滅しかねないかららしいです。どんどん大きくなってもらって、子孫を残した頃にパクリと食べるという具合ですね。そんなわけで、我々人間から見ても、他の動物たちの子供たちはカワイイわけです。深い。


子羊や子牛を料理にしたり、自分の子供を虐待したり、人間は狼にも劣るってことでしょうか。なんだかね。