1/810の奇跡

mt-blue2006-05-25

今日は楽天ファンの元上司と野球観戦@神宮球場楽天ファンでもヤクルトファンでもない僕ですが、元上司と同じく宮城県出身ということで3塁側で楽天の応援をしてきました。中日ファンの僕にとって交流戦の観戦の仕方は簡単です。だってパリーグ応援すればいいんだから。
仕事を早めに切り上げ球場についたのは2回裏。予想通りではあったけど、すでに楽天が3点を追いかける苦しい展開。ダブルプレーを取れる場面で取れなかったり、ヒット勢のあたりが全くでなかったりと、寒〜い展開が続いていきました。あ〜あ、やっぱり弱いチームの応援なんてするもんじゃねぇな〜。
6回表。そんなつまらない試合の雰囲気が一変します。この回も見せ場なく三者凡退の楽天。あれ?ひょっとしてまだノーヒットじゃない?あと9人でノーヒットノーラン?球場のファンが気付き始めたのがこの頃。
7回表。楽天の攻撃は3番からの好打順でしたが、ヤクルトの先発ガトームソンの前に三者三振。球場全体が変な雰囲気に。
9回表。3塁側の楽天ファンも含む球場のほとんどのファンが楽天のバッターに対して念じていたのは、『空気読めよ』でした。負けているはずの3塁側の内野席の楽天ファンの表情は、来たるべき瞬間を待ちわびてイキイキとしています。
そして球場全体の期待通りガトームソンは最後のバッターをレフトフライに打ち取り偉業達成。ノーヒットノーランは、交流戦ではもちろん初めて、セリーグ主催試合では2年ぶりの快挙とのこと。1年にセリーグの主催試合は405試合。2年で810試合。1年に数回しかプロ野球を見に行かない僕が生でこんな試合が見れるなんてかなりのレアケース。感動したっ。
でも応援した手前、一応楽天に苦言を呈しておこう。
①1試合で同じランナー(青木)に3回も盗塁を許すのは捕手としてどうかと思う。→カツノリ肩弱すぎ
②プロなのに観客をハラハラさせる捕球を3回もしたセカンドのリックはどうかと思う。→彼のせいで3回あったダブルプレーのチャンスは一度も生かせなかった
③うなだれて球場を後にする楽天の選手に対し、『帰れっ!帰れっ!』と罵声を浴びせる楽天ファンはどうかと思う。→だって今まさに帰ろうとしてるわけだから