伝染るんです

息子をあやしてて突然思い出したんですよね、この本。高校生の頃かなぁ、結構読み込んだ記憶があります。当時不条理系のギャグマンガとして世に紹介されていましたが、「伝染るんです」が好きな僕や僕の周りの友人たちはそんな風には思ってなかった気がします。単純に笑えた、そんな感じです。4コマなのに起承転結がない作品がほとんどで、1コマ目で落ちてたり、落ちがなかったり。久々に読み返したくなってきました。誰か持ってないかなぁ。
そうそう、なんで息子をあやしていて思い出したかっていうと、こんな4コマがあったんです。
不良の息子の暴れっぷりにおろおろする両親。その両親に「なんで俺の名前”エビ男”ってつけたんだ？」とキレる息子。そんな息子に「エビ男、エビ男」とオロオロする両親。そんな両親に「エビエビ言うなぁー」とブチ切れる息子。という4コマ。エビちゃんがこんなにもてはやされている昨今では、ちょっと見方も変わってきますけど、斬新だったなぁ。

伝染(うつ)るんです。 (1) (小学館文庫)