ネオパパ

マーケティングリサーチのプレゼンに審査員として出ていたら、この本をプレゼンをしていた某広告代理店が参考資料として置いていったので、帰宅後1時間ちょっとで読破。
ここ数年はやりのワークライフバランスの視点から、父親の子育てのあり方について書いてある本なのですが、これが結構面白い。子育てに積極的な父親を”ネオパパ”と呼ぶらしいのですが、僕(32歳)の世代より下の世代は、別に”ネオパパ”なんていう意識はなく、これが普通の父親像なのかな。仕事優先で家庭は二の次なんて男じゃ、そもそも結婚してもらえないもんな(苦笑)。
著者は広告代理店のマーケティングプランナーだったこともあり、中盤では、”ネオパパ”現象から生み出される新たな需要の話が出ていて、なんだかな、と思ったけど、本の最後は、いいパパであるためのススメが書いてあり、それがすごく優しい視点で書かれていて感銘を受けました。
「毎日1冊は絵本を読んであげよう(1週間に1冊絵本を買おう)」とか「子供自慢は子供にしよう」とか「子供と一緒に早起きしよう(そして妻の代わりに朝食を作ろう)」とか「子どもと二人旅をしよう(2泊目から妻を合流させよう)」とか。4か月以上子育てをしてないので、子育て欲求が高まってます。

だれだってネオパパ―男の子育てのススメ

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