幼稚園児にも負けたよ

衝撃のニュースを1つ。オレには絶対無理。


42.195キロのフルマラソンを完走するスーパー幼稚園児がいる。
大阪府四條畷(しじょうなわて)市の私立星子(せいし)幼稚園の5〜6歳児。
今月上旬、同府枚方市の淀川河川敷であった市民マラソン大会に13人が参加し、
うち11人が制限時間の8時間以内にゴールした。
幼稚園児がフルマラソンを走りきるのは「ちょっと聞いたことがない」
日本陸上競技連盟)という。 (←ちょっと?初耳だっつーの)

 「がんばれ」「あとちょっと」。6日、雨が降りしきる淀川河川敷。
親たちの声援を受け、体操服姿の園児たちが駆け出した。

 5キロごとに設けた独自の給水ポイントで、飲
み物やバナナなどを口にしながら5〜10分休憩。
鉄村和夫園長(68)らと一緒に休み休み、7時間前後で走りきった。

 「風が気持ちよかった。ゴールできたときはすごくうれしかった。また走りたい」
6時間50分台で完走した誉田海人(こんだ・かいと)ちゃん(6)は満足げに話した。

 星子幼稚園の大会への参加は今年で5回目。
初回の01年は12人の園児がハーフマラソンに挑み、
02年からフルマラソンに挑戦した。02年7人、03年10人、
04年4人が制限時間内に完走し、今回は一気に倍増した。

 快挙の裏には日頃の鍛錬がある。

 園の一日は1周約350メートルの園庭ランニングで始まる。
年少は途中で歩いたり、遊具で遊んだり。年中は約4キロ、
年長は約5キロ、それぞれのペースで走る。真冬を除き、みんな裸足だ。

 「毎朝ランニング」は30年ほど前から続けている。
学生時代、陸上の長距離選手だった鉄村さんが、
なんでもない場所で転ぶ園児の姿を見て体力づくりを思い立った。