2006-03-29 99%の誘拐 本 札幌旅行のために購入したこの小説。あまりのテンポの良さに往復の機上だけで読み終わってしまった。 末期がんの男が、息子の誘拐に関する手記を残しその生涯を終える。そして12年後、その誘拐事件に端を発する誘拐事件が発生。この事件はコンピューターに制御されたものなのですが、ちょっと古めの設定がなんかリアルでいいんです。まだパソコン通信とか言われていた時代のお話。ただ、その古さを感じさせないリズムのいい文章に脱帽。99%の誘拐 (講談社文庫)作者: 岡嶋二人,西澤保彦出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/06/15メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 103回この商品を含むブログ (253件) を見る