島唄

何気なくテレビを見ていたら、NHKの「音楽の遺伝子」が宮沢和史さんを取り上げていました。矢野顕子さんに作詞の影響を受けたこと。島唄を沖縄人ではない自分が唄っていいのか悩んだときに、喜納昌吉さんが「魂までコピーすればコピーじゃない」と助言してくれたこと。有名な「島唄」は戦時中の悲しみを歌った曲だということ。ウージ(サトウキビ畑)の下とは防空壕のこと。ウージの下で永遠にさよならとは防空壕で自決して別れ別れになる愛し合う男女のことを歌っていること。まったく知らないで今まで「島唄」を聴いていました。
考えてみれば、沖縄の音楽って悲しみが背景にありつつのあの陽気で深いメロディーなんですよね。そういう悲しみは今でも沖縄の若い人達にも受け継がれていて、だから今の沖縄のアーティストの楽曲も奥深いものが多いのかもしれません。(除くSPEED、アムロ