地下鉄(メトロ)に乗って

恥ずかしながら浅田次郎さんの本をちゃんと読むのはこれが初めて。実は2年程前、浅田さんに仕事をお願いしたことがありました。僕は直接お会いする機会には恵まれませんでしたが、このブログで有名なバカ画伯が直接お会いして、ハードネゴをしていただいたものです。だったらそん時読んどけよって話ですが…。実際に読んだのは、第2子に会いに行く飛行機の中。この小説のメインテーマは父と息子。なんだかタイムリーだなって思いながら読んでました。
父親と息子って難しいですよね。息子にしてみりゃ父親ってやっぱりライバルっていうか、越えなきゃいけない壁だったりして。結局第三者が介在しないと理解し合えないのかもって最近よく思います。第三者っていうのは、『お前の親父はエライと思うよ』って言ってくれる友人だったり、『親父なりの優しさだよ』って言う兄弟だったり、産まれてきてギャーギャー泣いているばかりの息子だったり。まぁ、息子ができて、少しは父親の気持ちもなんとなくわかった気がしています。(だからといって、そんなこと父親には死んでも言わないけど(笑))
さて、坊やたち、この偉大な(笑)父親を超えられるかな?